私の故郷である静岡県伊豆市☆
市内にある修善寺温泉をご存知の方は多いと思いますが、この修善寺という地名の由来となった「修禅寺」の山奥に源義経の像があるのは、ご存知でしょうか。
源義経は、源氏初代将軍・源頼朝の弟で、二代将軍・源頼家のおじにあたります。
鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟・範頼と、頼朝の嫡男・頼家は、ともに修善寺の地で非業の死を遂げています。
謀反の疑いを掛けられ諜殺された範頼の墓、二代将軍となるも修禅寺に幽閉され暗殺された頼家の墓など、源氏にまつわる伝説や源氏ゆかりの史跡が修善寺にはたくさんあります。
義経は幼名を牛若丸といい、五条大橋での弁慶とのエピソードが有名です。
後に蒙古へ渡ってチンギスハンになったという説もあります。
修禅寺の山奥にある獅子にまたがった像の胞には、源氏の紋所である笹リンドウが刻まれており、義経像ともチンギスハン像ともいわれています。
先日、この山に長男と2人で登って来ました。
地図上では大した距離には見えないのですが、実際に歩いてみたら小一時間かかりました。
ほとんど観光客が行かないようなマニアックスポットですが、一見の価値ありです!!
余談ですが、義経像に向かう山道の途中にある「おしゃぶり婆さん像」も気になるところです。