江戸川区と交流都市の関係にある宮城県気仙沼市へ行って来ました。
2011年3月11日の東日本大震災の直後から、復興支援のため、江戸川区は職員を派遣してきました。
そのまま気仙沼市に移住した職員がいる程、両都市の絆は強いものです。
また、先月開催された「みなとまつり」には、東京青年会議所江戸川区委員会のメンバーが多数参加し、共に地域振興を図ることもできました!!
画像をアップした気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は、将来にわたり震災の記憶と教訓を伝え「津波死ゼロのまちづくり」に寄与することを目的として、旧:向洋高校の跡地に建設された施設です。
震災当時、向洋高校には生徒・教師・工事関係者約250名がいたそうです。
校舎は海から約150m、海抜は0~1mの立地条件下で、13mを超す大津波に襲われました。
12年以上が経過した今でも、当時の壮絶な状況がそのまま残されています。
これは実際に現地に行かないと分からない感覚です。
ただ、当時現場にいた方々の臨機応変な判断と、迅速な避難行動によって、誰一人犠牲にならなかったことは、まさに奇跡と言えます。