江戸川区議会・決算特別委員会の土木費の審査の中で土のうステーションについて質問をしました。
土のうステーションは、大雨による冠水・浸水などの被害を未然に防ぐために、誰でも自由に土のうを取り出せる土のう置場のことです。
現在、江戸川区内に43箇所あります。
必要な方は、そこから自ら運んで利用することができます。
使用後の返却義務もありません。
また、自主土のう作製スペースとして、土のう用の土や砂を盛っている場所が区内5箇所にあります。
いわゆる0メートル地帯が区内の70%を占める本区の特性からしても、有益な行政サービスの1つであると考えています!
しかし、設置図をご覧のように、地域的なバランスが全くとれていません。
私が住んでいる東部地域は、東部区民館の1箇所しかありません。
小岩地域と葛西地域にも、ほとんどありません。
このバランスについての考え方を確認したところ、地域住民からの要望と地形的な要素(過去に冠水したことがあるか等)を基に設置場所を判断しているとのことでした。
小岩地域は、比較的海抜が高いところが多いですが、東部地域や葛西地域は、地盤の低いところがたくさんあります。
いざという時に土のうが足りなくなるのが目に見えています。
台風シーズンでもありますので、土のうステーション増設について、地域で声を上げていく必要があるのではないでしょうか。