江戸川区議会「福祉健康委員会」が開催されました。
常任委員会でのやり取りは、陳情審査や執行部報告など多岐にわたります。
その中で特に重要であると感じた2点について、ご報告いたします。
【保育サービスの状況】
7月28日に都内各自治体の保育サービス利用状況等について発表がありました。
今年度の江戸川区の待機児童数は49名でした!
内訳は、1歳児が26名、2歳児が23名です。
昨年度よりも154名も待機児童数が減少しましたが、都内で5番目に待機児童数が多いという状況です。
今後の人口推移や保育サービス利用率の変化を注視しながらの保育施設整備を要望しました。
【ワクチン接種状況】
江戸川区の新型コロナウイルスのワクチン接種状況について報告がありました。
65歳以上の方で、1回目の接種を終えた方が88.2%、2回目の接種まで終えた方が82.8%とのことです。
一方で、64歳以下の方の接種率は約30%と、当初の計画通りに進んでいない印象を受けました。
その背景には、国からのワクチンの供給量が希望枠の40%程度しか入ってこないという現実があります。
集団接種でのワクチン量を確保することに加えて、地域のクリニック等で実施する個別接種でのワクチン量も十分に確保するよう要望しました。