江戸川区議会の本会議が開会され、江戸川区立葛西第二中学校の改築工事および関連設備工事の契約議案の採決が行われました。
結論から申し上げると、私は反対しました。
私を含め13名の議員が反対しましたが、多数決では可決となりました。

今回の学校改築工事は、入札不調が4回続いたことにより、例外的に「随意契約」で締結されました。
地方自治法に規定がある「不落随契」と呼ばれる手法です。
本来、公共事業は競争入札が大原則です。
学校改築費用(機械設備・電気設備を含め)約76億円の随意契約なんて前代未聞です!!
私が反対した理由は大きく4点です。
1.入札不調の検証が不十分
他の自治体でも入札不調の事例はありますが、その場合には不調の原因を詳細に調査して、住民に向けて公開されています。
江戸川区においては、入札不調の原因調査や検証に基づく資料の開示がなされていません。
2.不落随契のガイドラインの未整備
他の自治体では、不落随契を行う場合のガイドライン(基準)が定められ、競争性を担保するために複数業者から見積書を徴取し、住民に説明できる資料を用意しています。
江戸川区には、そのガイドラインがなく、今後ガイドラインを整備する予定もありません。
契約手続の透明性が担保されていません。
3.価格の積算根拠の不明確
江戸川区からは、工事時期や物価高騰という抽象的な説明がなされただけで、価格の積算根拠となる具体的な資料が提示されることはありませんでした。
事業者からの見積書すら出てきていません。
4.なぜか関連設備も随意契約に
学校本体以外の電気設備や機械設備は、事前の競争入札で落札業者が決定していましたが、今回は本体工事と併せて、これも随意契約で業者が決定され、入札当時よりも価格も上がりました。
不落随契の事例が目黒区でもありましたが、目黒区では設備工事については競争入札を実施しています。
区議会議員は、行政機関を監視するために区民の代表として選挙で選んでいただいています。
別の言い方をすれば、区議会議員は、税金の使い方をチェックことが仕事です。
私としても、早期に学校改築を進めて生徒達に新しい学習環境を整えてあげたいと思いますが。。。
だからと言って、何でもありという訳にはいきません。

