江戸川区は、区内に製品や技術開発の拠点を置く「ライオン株式会社」と連携して、家庭から出る使用済みのハブラシを区立学校3校で回収する取り組みを始めました☆
学校でのリサイクル活動によって、プラスチック製品の再資源化の理解・促進につなげていくことが目的です。

江戸川区平井にある同社の研究所では、様々な製品の開発や研究を行っています。
社会貢献活動の一環として、区内の小中高生を対象にした科学の実験教室やえどがわエコセンターと連携した環境活動も実施しています。
また、同社では2015年から使用済みハブラシの回収・リサイクル活動を行っており、2020年からは行政の資源回収事業と連携したリサイクルを実施しました。
これまでに約173万5千本(2024年5月時点)を回収しており、同社が提携するリサイクル工場で15センチ定規や手鏡などのプラスチック製品に再生されています。
区内の小学生のむし歯被患率が都の平均よりも高いことから、江戸川区では今年度から、区立小中学校に通う全児童・生徒に毎月1本ずつハブラシを配布する事業を行っています♪
こうした中、区が歯の健康づくりに力を入れていることに共感した同社から、使用済みのハブラシの回収を行いたいという提案がありました。
区はプラスチック製品の再資源化につながり、子どもたちへの環境教育にも役立つことから、小中学校3校でモデル実施することにしました。
【モデル校】
・第七葛西小学校
・瑞江小学校
・瑞江中学校
校内に専用ボックスを配置し、家庭や学校で使用したハブラシをメーカーを問わず回収します。
再生したプラスチック製品を活用し、口腔ケアについての出前授業やワークショップも行う予定です。
私もPTA活動に参画している瑞江地区から2校もモデル校が出たことは嬉しいです。