江戸川区議会「新庁舎建設等検討特別委員会」のメンバーで横浜市役所の視察へ行きました!
8代目となる横浜市役所の新庁舎は、令和2年6月に供用を開始したばかりです。
行政機能と議会機能の他、商業施設や市民利用スペースを配置しています。
また、免震機能と制振機能を備えたハイブリッド免震を採用し、災害時には危機管理の中枢として機能します。
市会議事堂は、二元代表制の象徴として、行政部分と議会部分を分けて配置し「船」をイメージした外観となっています。
人口約70万人の江戸川区と、人口約377万人の横浜市では、自治体の規模は異なりますが、目指している新庁舎のイメージとしては、かなり近いものがあるとの印象を持ちました。
今回、一番勉強になったのは「市会」という呼称についてです。
明治22年に施行された市制の中で、市には「市会」を置くと定められました。
そのため、当時は、すべての市の議会が「市会」と呼ばれていました。
その後、昭和22年に地方自治法が公布され「市議会」と呼ぶことになりました。
しかし、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市の5市は、それ以降も伝統的に「市会」という呼称を使用しているとのことです。
つまり、横浜市議会議員ではなく「横浜市会議員」と呼ぶのですね!