昭和20年(1945年)3月10日の東京大空襲では、未明の爆撃で辺り一面が火の海となり、見渡す限り焦土と変わりました。
江戸川区における被害は、死者約800人、負傷者約5,800人、被害家屋約11,000戸、罹災者は約40,000人に上りました。
例年3月10日には、小松川さくらホールにおいて、犠牲者を追悼し恒久平和を願う「東京大空襲江戸川区戦災犠牲者追悼式」が開催されていました。
その際には、犠牲者遺族、地域住民、区議会議員など、約260名が参加して黙とうを捧げていました。
新型コロナウイルスの影響で、開催が難しいため、以前の追悼式の画像をアップします。
小松川さくらホールに隣接する小松川さくら公園には「旧江戸川区役所文書庫」が残っています。
東京大空襲の被害を今に伝える、歴史的な遺構として価値のあるものだと感じます。