現在、江戸川区議会では来年度の予算編成を審査する「予算特別委員会」が開催されています。
本日は、健康費の審査があり、新型コロナウイルスのワクチン接種についての集中審議が行われました。
まず、江戸川区は3月1日に、ワクチン接種について区民からの問い合わせに電話で対応するコールセンターを設置しました。
江戸川区【新型コロナウイルスワクチン接種】コールセンター
電話:03-6633-3380
受付時間:午前9時00分~午後6時00分(年中無休)
接種対象となる区民は、約60万4,000人と試算されています。
内訳は、以下の通りです。
・65歳以上 約15万人
・20歳~64歳 約42万8,000人
・16歳~19歳 約2万6,000人
接種場所は、かかりつけ医での個別接種(200ヶ所)、区立施設などでの集団接種(17ヶ所)、介護施設などへの巡回接種という3パターンを計画しています。
集団接種会場となる区立施設の候補地は、以下の通りです。
・総合体育館、タワーホール船堀などの大型区民施設 8ヶ所
・学校施設の体育館など 8ヶ所程度
・休日急病診療所(江戸川区医師会地域医療支援センター内) 1ヶ所
医療従事者については、東京都が主体となって既に接種を進めています。
3月下旬から65歳以上の方、約15万人を対象に接種券(クーポン)を郵送する予定です。
接種券に記載された予約番号で、インターネットや電話で事前予約をしてもらうことが必要です。
実際に接種が開始されるのは、4月からですが、現時点で入荷が予定よりも遅れる見込みとなっています。
本日の集中審議の中では、具体的な接種時期のズレに対する見通し、自分で予約を取れない熟年者が多いのではないかという懸念、副反応による健康被害への対応などについて、質疑がなされました。
まだまだ課題が山積していますが、現時点での情報を皆様に共有いたします。