昨日、私が所属している江戸川区議会「子育て・教育力向上特別委員会」が開催されました。
今回は「学校再開後における各学校の取り組みについて」というテーマで、船堀小学校の佐藤校長先生と葛西小中学校(一貫校)の内野統括校長先生から、それぞれお話をうかがいました。
教育現場の生の声を聴き、各学校でかなり対応を工夫されていると感じました。
具体的には、以下のような点が印象的でした。
【小学校】
・最大の三密場所である靴箱で、できるだけ止まらないように進む脱ぎ履きルートの設定。
・短時間でスムーズにチェックできるように、健康確認カードの付け方を工夫。
・連絡帳を介しての感染を防止するために、メールによる欠席連絡システムを導入。
【中学校】
・出身小学校ごとにまとまる傾向があるため、1年生の孤立を防止する声かけを実施。
・分散登校によって、朝が苦手な生徒の登校が容易となり、結果として不登校生徒が減少した。
・中止となった運動会、総体、コンクール等の代替行事の実施に向けた創意工夫。
など
一方で、オンライン授業の実施には、設備や教職員の技能が万全ではないなど、今後の課題も多くあると感じました。